旧年中のお勧め文例20選とNG例




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「旧年中」
感謝の意を表す言葉と言えます。


昨年中にお世話になった方々に対して
「旧年中は大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。」

では、この「旧年中」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「旧年中」とは
「昨年の期間」を意味し、

過去の出来事や関係に対する
感謝の気持ちを表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、年始の挨拶を行った際に
「旧年中は大変お世話になりました…」
でスピーチが始まりました。

今日はこの
「旧年中」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「旧年中」の意味

前年の期間を指し、
特に年末や年始において
過去の出来事や感謝の気持ちを振り返る際に使われます。

「旧年中」の「旧年」には
「過ぎ去った年」という意味があります。

「旧年中」という表現は、
その年に起こった出来事や、
関わった人々との関係を示しています。

過ぎ去った年の思い出や
感謝の気持ちを伝えるために、

その年の出来事を振り返り、感謝を表現する言葉が「旧年中」です。

「旧年中」の使い方

「旧年中」という表現は、
年末年始の挨拶やビジネスシーンでよく使われます。

この表現は、
前年の期間を指し、
「昨年の間にお世話になったことへの感謝」を
表す言葉となっています。

「旧年中」には感謝の気持ちを込める

「旧年中」を使う場合、
「お世話になりました」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「旧年中」という表現は、

年始の挨拶やメール、手紙など、
様々な場面で使われています。
前年のご支援に対する感謝を
伝える際に用いられ、

新年の挨拶と共に「旧年中」
というフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「旧年中」を使った
例文を紹介しておきます。

・「旧年中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。」
・「昨年は多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。」
・「旧年中は格別のご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。」

手紙

「旧年中」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「旧年中」を
使った例文を紹介しておきます。

・「旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。」
・「このたびは旧年中のご厚情に感謝申し上げます。」

新年の挨拶

「旧年中」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「新年のご挨拶」があります。

・「新年明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。」
・「新年のご挨拶と共に、旧年中のご愛顧に感謝申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
新年のご挨拶のメールです。

件名:新年のご挨拶

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は多大なるご支援を賜り、
誠にありがとうございました。

本年も引き続き、
何卒よろしくお願い申し上げます。

まずは新年のご挨拶を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「旧年中」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「旧年中…」
と送られてきた場合、
その感謝に対する返事を
述べることが大切です。

例えば、
「昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。」
などがあります。

「旧年中」のNG例

本日は旧年中のご愛顧に感謝申し上げます。
旧年中のご支援に心より感謝いたします。
旧年中のご厚情にお礼申し上げます。
旧年中のご指導を賜り、誠にありがとうございます。
今日は旧年中のご縁を大切にお伺いいたしました。
先日は旧年中に貴社を訪問させていただき感謝です。
旧年中のご協力に感謝しつつお待ちしました。

このような使い方は誤りです。

「旧年中」は、
前年の間にお世話になったことを
感謝する言葉ですが、
あまりにも形式的で堅苦しい印象を与えることがあります。

特にビジネスシーンでは、
相手との関係性や状況に応じた
柔軟な表現が求められるため、
言葉選びには注意が必要です。

「旧年中」のお勧め文例20選

「旧年中」
お勧め文例を紹介します。

1、「旧年中は大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。」

2、「旧年中のご愛顧に感謝し、今年も引き続きよろしくお願いいたします。」

3、「旧年中は多くのご支援をいただき、誠にありがとうございました。」

4、「旧年中のご厚情に感謝し、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。」

5、「旧年中は皆様にとってどのような年でしたでしょうか。私たちも多くの学びを得ました。」

6、「旧年中のご指導に感謝し、今年も精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

7、「旧年中は本当にありがとうございました。皆様のおかげで充実した一年を過ごすことができました。」

8、「旧年中のご愛顧に心より感謝申し上げます。引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。」

9、「旧年中は多くのご支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」

10、「旧年中のご厚情に感謝し、今年も皆様に喜んでいただけるよう努めてまいります。」

11、「旧年中は大変お世話になりました。今後とも変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。」

12、「旧年中のご支援に感謝し、今年もより一層努力してまいります。」

13、「旧年中は皆様にとって素晴らしい年であったことを願っております。」

14、「旧年中のご愛顧に心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。」

15、「旧年中は多くのご指導をいただき、誠にありがとうございました。」

16、「旧年中のご厚情に感謝し、今年も皆様に喜んでいただけるよう努めてまいります。」

17、「旧年中は本当にありがとうございました。皆様のおかげで成長できた一年でした。」

18、「旧年中のご支援に感謝し、今年も引き続きよろしくお願いいたします。」

19、「旧年中は多くのご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。」

20、「旧年中は皆様に支えられ、無事に過ごすことができました。誠にありがとうございます。」

「旧年中」の類語表現

「旧年中」の
類語表現をあげておきます。

昨年

「旧年中」の類語表現には
「昨年」があります。

「昨年」とは、
前年を指す言葉で、

主に日常会話やビジネスシーンで用いられます。
特に特定の時期に関係なく使えます。

例えば、
「昨年は大変お世話になりました」
などと使います。

「昨年の成果を踏まえて、今年も頑張りたいと思います」という使い方もあります。

前年

「旧年中」の類語には
「前年」も当てはまります。

「前年」と同じく、
前の年を指す言葉です。

「前年の実績を参考に、今後の方針を決定します」
このような表現になります。

「旧年中」のフレーズを営業マンが正しく使うために

深い感謝の気持ちを表す
「旧年中」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様に
年末のご挨拶をする際に

「旧年中」の一言を
添えることが多かったです。

「昨年は大変お世話になりました。」
「おかげさまで多くのご契約をいただくことができました。」
「これも皆様の旧年中のご支援のおかげと心より感謝申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

新年の挨拶やお礼のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、

「旧年中」を自然と使えると、
誠実で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。

是非、「旧年中」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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