真ん中のお勧め文例20選とNG例
目次
「真ん中」
来客に対する心遣いを示す言葉と言えます。
真ん中に座っていただいた取引先に対して
「真ん中にお座りいただきましてありがとうございます。」
では、この「真ん中」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「真ん中」とは
「中心に位置すること」を意味し、
来訪者に対する
敬意と配慮を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
参加者が多く、席が限られていました。
オープニングの挨拶で
「本日は真ん中にお座りいただき…」
で会議がスタートしていきました。
今日はこの
「真ん中」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「真ん中」の意味
物や空間の中心に位置することを指し、
左右や上下のバランスが取れた状態を示します。
「真ん中」という言葉には、
「全体の中で最も中心に近い位置」
との意味があります。
「真ん中にある」というのは、
物事の中心に位置している様子を示しています。
中心にいることで、周囲との関係性が
より明確になり、
その位置から全体を見渡すことができる
という特性を持つのが「真ん中」です。
「真ん中」の使い方
「真ん中」という表現は、
物事の中心や中間を指す際に使われます。
先述しましたが、
また、「真ん中」という言葉は、
物理的な位置だけでなく、
心の中や状況の中心を表すこともあります。
「何かの中心に位置していること」
という意味合いを持ち、
その重要性や特別な意味を強調する表現となっています。
「真ん中」には位置を示す意味がある
「真ん中」を使う場合、
「その場所の真ん中に立っている」
など、
位置を示す言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「真ん中」という表現は、
会議やプレゼンテーション、資料作成など様々な場面で
使われています。
中心的なテーマや重要なポイントを
強調する際に、
「この問題の真ん中にあるのは…」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「真ん中」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトの真ん中にある課題について話し合いましょう。」
・「先日の会議では、真ん中のポイントを明確にすることができました。」
・「この資料の真ん中にあるデータが、最も重要です。」
手紙
「真ん中」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「真ん中」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、真ん中のテーマについてご意見をいただき、ありがとうございます。」
・「先日は、真ん中のポイントを明確にしていただき、誠に感謝申し上げます。」
プレゼンテーション
「真ん中」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「プレゼンテーション」があります。
・「本日は、真ん中のテーマに焦点を当てたプレゼンテーションを行います。」
・「先日のプレゼンテーションでは、真ん中のポイントを強調してお話ししました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
会議のお礼のメールです。
件名:会議のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず
また、真ん中のテーマについてお話しいただき、
誠にありがとうございます。
会議では貴重な意見を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずは会議のお礼を申し上げます。
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署名
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「真ん中」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「真ん中…」
と送られてきた場合、意見に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「真ん中」のNG例
本日は真ん中にお越しいただき誠にありがとうございます。
真ん中にお引き立てにあずかりまして光栄です。
真ん中におかげさまです。
真ん中にお伺いしますが…
今日は真ん中にお伺いいたしました。
先日は真ん中に貴社を訪問させていただき感謝です。
真ん中にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「真ん中」は、
特定の場所や状況を指す言葉ですが、
文脈によっては不自然に感じられることがあります。
特に、相手に対しての敬意や感謝の気持ちを表す際には、
より適切な表現を選ぶことが重要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を工夫した方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「真ん中」のお勧め文例20選
「真ん中」
お勧め文例を紹介します。
1、「真ん中にお座りいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「真ん中の席にご案内いただきありがとうございます。さっそくお話を始めさせていただきます。」
3、「真ん中にお越しいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にお立ち寄りくださいませ。」
4、「真ん中の位置にお越しいただきますが、ぜひお楽しみください。」
5、「遠方より真ん中にお越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は混雑が予想されるため真ん中にお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は真ん中にお越しいただきありがとうございました。」
8、「先日は真ん中にお越しいただき本当にありがとうございました。」
9、「この度は真ん中にお越しいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また真ん中にお越しいただき、誠にありがとうございました。」
11、「真ん中にお越しいただきお手数おかけしました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は真ん中にお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は真ん中にお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は真ん中にお越しいただき、誠にありがとうございました。」
15、「真ん中にお越しいただきお手数おかけしました。しかし、皆様とお話しできて良かったと感じています。」
16、「先日は真ん中にお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「真ん中にお越しいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は真ん中にお越しいただき恐縮です。次回は私たちからお伺いいたします。」
19、「本日は、真ん中を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は真ん中に、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「真ん中」の類語表現
「真ん中」の
類語表現をあげておきます。
中央
「真ん中」の類語表現には
「中央」があります。
「中央」とは、
物事や空間の中心を指す言葉で、
主に地理や位置を示す際に用いられます。
例えば、
「会議室の中央にテーブルを配置しました」
などと使います。
「中心に位置する」ことを強調したい場合は、「中央に置いてください」と
いう使い方になります。
中間
「真ん中」の類語には
「中間」も当てはまります。
「中間」とは、
二つのものの間に位置することを示す言葉で、
「中間地点で待ち合わせましょう」といった表現になります。
「真ん中」のフレーズを営業マンが正しく使うために
中心的な存在を示す
「真ん中」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係を
築く際に「真ん中」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様とのお取引を通じて、私たちの真ん中にある信頼関係が深まりました。」
「おかげさまで、双方にとって有意義な結果を得ることができました。」
「これも〇〇様の真ん中にあるご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
プロジェクトの進捗報告やお客様への感謝の気持ちを込めたり、
「真ん中」を自然と使えると、
信頼感と誠実さを持たれるでしょう。
是非、「真ん中」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。