真価のお勧め文例20選とNG例
目次
「真価」
その人や物の本当の価値を示す言葉と言えます。
特定の状況や試練を経て、その人の能力や特性が明らかになる際に
「真価を発揮する」という表現が使われます。
では、この「真価」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「真価」とは
「本当の価値や能力」を意味し、
人や物が持つ潜在的な力を
評価する際に用いられる言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるプロジェクトに参加したのですが
厳しい条件の中での挑戦でした。
その中での成果発表で
「このプロジェクトで私たちの真価が…」
と語られ、発表が進んでいきました。
今日はこの
「真価」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「真価」の意味
物事の本質や価値が
明らかになる状況で
その重要性が際立ちます。
「真価」という言葉には
「本当の価値」
との意味があります。
「真価が問われる」というのは、
その物事や人の本質が
試される様子を示しています。
厳しい状況の中で
その人や物の本当の価値を
見極めることができるため、
評価と理解を深めるための言葉が「真価」です。
「真価」の使い方
「真価」という表現は、
物事の本質的な価値や重要性を示す際に使われます。
先述しましたが、
「真価」とは、
その物や人が持つ本当の価値を意味します。
「表面的な評価ではなく、内面的な価値を見極めることが大切である」
という考え方を表す表現となっています。
「真価」には評価を加える
「真価」を使う場合、
「その真価を理解することが重要です」
など、
評価の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「真価」という表現は、
プレゼンテーションや会議、報告書など様々な場面で
使われています。
特に、
プロジェクトや製品の評価を行う際に、
その真価を見極めることが求められます。
ビジネスシーンにおける
「真価」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトの真価を見極めるために、データを分析しました。」
・「先日の会議では、製品の真価について議論が交わされました。」
・「このサービスの真価を理解することで、顧客満足度が向上します。」
手紙
「真価」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「真価」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、貴社の真価を再認識する機会をいただき、ありがとうございます。」
・「先日は、貴重なお話を伺い、貴社の真価を理解することができました。」
ご提案
「真価」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「本日は、貴社の真価を踏まえたご提案をさせていただきます。」
・「先日は、貴社の真価を理解するためのご提案をいただき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
提案に関するお礼のメールです。
件名:ご提案のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
先日は貴重なお時間をいただき、
また、貴社の真価についてお話しいただき
誠にありがとうございました。
お話の中で得た知見は、
今後の戦略に大いに役立つと確信しております。
心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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署名
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「真価」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「真価についてお話し…」
と送られてきた場合、その内容に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「真価」のNG例
本日は真価を発揮していただき誠にありがとうございます。
真価を示していただきまして光栄です。
真価のおかげさまです。
真価についてお伺いしますが…
今日は真価を見せていただきました。
先日は真価を発揮して貴社を訪問させていただき感謝です。
真価をお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「真価」は、
その人や物の本当の価値を表す言葉です。
しかし、「真価」が「真の価値」と混同されることがあり、
誤解を招く場合もあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「真価」のお勧め文例20選
「真価」
お勧め文例を紹介します。
1、「真価を発揮する場面が訪れました。どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「真価を見せる機会をいただき、ありがとうございます。さっそく取り組ませていただきます。」
3、「真価を発揮するために、ぜひご意見をお聞かせください。」
4、「真価を理解していただけると幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。」
5、「このプロジェクトで私たちの真価を示すことができると信じています。」
6、「今後の展開において、私たちの真価が試されることになりますが、どうぞご期待ください。」
7、「本日は私たちの真価をお見せできる機会をいただき、ありがとうございました。」
8、「先日は私たちの真価を評価していただき、本当にありがとうございました。」
9、「この度は私たちの真価をお伝えできる機会をいただき、恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また私たちの真価を見に来ていただき、誠にありがとうございました。」
11、「真価をお見せするために、全力を尽くします。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は私たちの真価を見ていただき、ありがとうございます。」
13、「本日は私たちの真価をお伝えできることを嬉しく思います。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日は私たちの真価を評価していただき、誠にありがとうございました。」
15、「真価をお見せするために、こちらまでお越しいただきお手数おかけしました。しかし、良い結果を出せると感じています。」
16、「先日は私たちの真価を見ていただき、心より感謝申し上げます。」
17、「真価を理解していただき、弊社に足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は私たちの真価をお見せできることを嬉しく思います。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、私たちの真価を見に来ていただきまして誠にありがとうございました。お陰様で良い結果を得ることができました。」
20、「本日は私たちの真価を評価していただき、誠にありがとうございます。」
「真価」の類語表現
「真価」の
類語表現をあげておきます。
本質
「真価」の類語表現には
「本質」があります。
「本質」とは、
物事の根本的な性質や特徴を指し、
特に評価や判断の基準となる部分を表します。
例えば、
「この製品の本質を理解することが重要です」
などと使います。
「その価値を見極める」ことを強調する場合は、「その本質を見抜いてほしいのですが」
という使い方になります。
価値
「真価」の類語には
「価値」も当てはまります。
「価値」とは、
物事が持つ重要性や有用性を示す言葉で、
「このプロジェクトの価値を再評価する必要があります」
このような表現になります。
「真価」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「真価」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様から
ご紹介をいただいた際のお礼状に
「真価」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様をご紹介いただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。」
「これも石川様の真価のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「真価」を自然と使えると、
誠実で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「真価」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。