脇目も振らずのお勧め文例20選とNG例
目次
「脇目も振らず」
集中力や専念を示す言葉と言えます。
忙しい業務の中、自分の目標に向かって邁進している姿勢を表す際に
「脇目も振らず、目の前の仕事に取り組んでいます。」
では、この「脇目も振らず」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「脇目も振らず」とは
「周囲に気を取られずに」という意味で、
自分の目標やタスクに対する
集中力を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるプロジェクトに取り組んでいたのですが
周囲の雑音に惑わされず、
「脇目も振らず、目の前の課題に全力を尽くす」と
自分に言い聞かせていました。
今日はこの
「脇目も振らず」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「脇目も振らず」の意味
何かに集中しているとき、
周囲の状況や他の事柄に目を向けず、
ただ一つのことに専念する様子を示します。
「脇目も振らず」の「脇目」には、
「横や周囲の様子を見ること」
との意味があります。
「脇目も振らず」というのは、
他のことに気を取られず、
目の前の事に全力を注いでいる状態を表しています。
そのため、何かに没頭している人に対し、
その姿勢を称賛し、理解を示す言葉が「脇目も振らず」です。
「脇目も振らず」の使い方
「脇目も振らず」という表現は、
集中して物事に取り組む様子を表す言葉です。
先述しましたが、
「脇目を振る」という表現は、
周囲に気を取られずに、
目の前のことに専念することを意味します。
「他のことに気を散らさず、
一つのことに全力を注いでいる」という姿勢を
示す表現となっています。
「脇目も振らず」には強い意志を込める
「脇目も振らず」を使う場合、
「目の前の目標に向かって全力で取り組んでいます」
など、
意志の強さを表現する言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「脇目も振らず」という表現は、
プロジェクトや業務に集中していることを
強調する際に使われます。
特に、
重要な締切や目標に向かって努力している時に、
「脇目も振らずに取り組んでいます」といった形で
使われることが多いです。
ビジネスシーンにおける
「脇目も振らず」を使った
例文を紹介しておきます。
・「今は脇目も振らず、プロジェクトの成功に向けて全力を尽くしています。」
・「この数ヶ月は脇目も振らず、業務改善に取り組んでまいりました。」
・「脇目も振らず、目標達成に向けて努力を続けます。」
手紙
「脇目も振らず」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「脇目も振らず」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度は、脇目も振らずに業務に取り組んでおり、成果を上げることができました。」
・「脇目も振らずに努力を重ねているため、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
進捗報告のメールです。
件名:プロジェクト進捗報告
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
現在、脇目も振らずにプロジェクトに取り組んでおり、
順調に進捗しております。
次回のミーティングでは、
具体的な成果を報告できるよう準備を進めております。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
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署名
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「脇目も振らず」への
返事は応援の言葉を添える
メールなどで「脇目も振らず…」
と送られてきた場合、
その努力に対する応援の言葉を
返事として述べましょう。
例えば、
「その姿勢を見習い、私も頑張ります。」
などがあります。
「脇目も振らず」のNG例
本日は脇目も振らずお越しいただき誠にありがとうございます。
脇目も振らずお引き立てにあずかりまして光栄です。
脇目も振らずおかげさまです。
脇目も振らずつかぬことをお伺いしますが…
今日は脇目も振らずお伺いいたしました。
先日は脇目も振らず貴社を訪問させていただき感謝です。
脇目も振らずお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「脇目も振らず」は、
他のことに気を取られずに
一つのことに集中している様子を表す言葉です。
しかし、相手に対して「脇目も振らず」という表現を使うと、
相手の注意を無視しているように受け取られることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「脇目も振らず」のお勧め文例20選
「脇目も振らず」
お勧め文例を紹介します。
1、「脇目も振らずお仕事に取り組んでいただき、感謝申し上げます。」
2、「脇目も振らず進めていただいたプロジェクトに感謝しています。おかげさまで順調に進行中です。」
3、「脇目も振らず努力していただき、結果が出て本当に嬉しく思います。」
4、「脇目も振らず取り組んでいただいたおかげで、目標を達成することができました。」
5、「皆様には脇目も振らずご尽力いただき、心より感謝申し上げます。」
6、「本日は脇目も振らずお仕事に集中していただき、誠にありがとうございました。」
7、「脇目も振らず進めていただいたおかげで、スケジュール通りに進行しています。」
8、「先日は脇目も振らずご協力いただき、本当にありがとうございました。」
9、「この度は脇目も振らずお力添えいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」
10、「本日はお忙しい中、脇目も振らずお越しいただき、誠にありがとうございました。」
11、「脇目も振らずご尽力いただき、心より感謝申し上げます。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、脇目も振らずお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は脇目も振らずお越しいただき、誠にありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日は脇目も振らずご尽力いただき、心より感謝申し上げます。」
15、「脇目も振らずこちらまでお越しいただきお手数おかけしましたが、成果を見られて良かったです。」
16、「先日は脇目も振らず、皆様にはご協力をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「脇目も振らずお仕事に取り組んでいただき、感謝の念に堪えません。」
18、「本日は脇目も振らずお越しいただき恐縮です。次回は弊社からお伺いいたします。」
19、「本日は、脇目も振らずお越しいただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで無事に進行できました。」
20、「本日は脇目も振らず、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「脇目も振らず」の類語表現
「脇目も振らず」の
類語表現をあげておきます。
一心不乱
「脇目も振らず」の類語表現には
「一心不乱」があります。
「一心不乱」とは、
他のことに気を取られず、
目の前のことに集中している状態を指します。
主に努力や集中を表現する際に用いられます。
例えば、
「彼は一心不乱に勉強に取り組んでいます」
などと使います。
「集中してほしい」場合は、「一心不乱に取り組んでいただければと思います」
という使い方になります。
没頭
「脇目も振らず」の類語には
「没頭」も当てはまります。
「没頭」とは、
特定の事柄に深く入り込み、
他のことを考えられない状態を表します。
「彼女は没頭して絵を描いています」
このような表現になります。
「脇目も振らず」のフレーズを営業マンが正しく使うために
集中力の重要性を表す
「脇目も振らず」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、目の前の目標に向かって
全力で取り組む姿勢を示すために
「脇目も振らず」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は新規プロジェクトに向けて、脇目も振らずに取り組んでまいります。」
「おかげさまで、目標達成に向けて着実に進んでおります。」
「これも皆様のご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
チームの士気を高めたり、
お客様への信頼感を醸成したり、
「脇目も振らず」を自然と使えると、
真剣で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「脇目も振らず」を使って
目標に向かって邁進する姿勢を
伝えていきましょう。
集中を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。