著書のお勧め文例20選とNG例
目次
「著書」
その人の知識や経験を形にしたものと言えます。
自分の考えや学びをまとめた著書を出版することは、
「私の著書を手に取っていただき、心より感謝申し上げます。」
では、この「著書」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「著書」とは
「著作物」を意味し、
著者の思いや知識を
読者に伝えるための重要な手段です。
作家や研究者として
是非とも
押さえておきたい言葉です。
先日、ある書籍の出版記念イベントに参加したのですが
多くの人々が集まっていました。
オープニングの挨拶で
「本日は私の著書の出版を祝うために…」
でイベントがスタートしていきました。
今日はこの
「著書」の意味と使い方、
例文や関連語を記事にしました。
「著書」の意味
著書とは、著者が執筆した書籍や文書を指します。
「著書」の「著」は「書く」という意味を持ち、
「書」は「文書」や「本」を表しています。
著書は、著者の知識や経験、思想を
形にしたものであり、
その内容は多岐にわたります。
著者が自らの思いや研究成果を
世に送り出すために、
努力と情熱を注いで作り上げた作品が「著書」です。
「著書」の使い方
「著書」という表現は、
主に書籍や文献を指す際に使われます。
先述しましたが、
「著書」とは、
著者が自らの知識や経験をもとに執筆した作品を意味します。
「その著書には、著者の独自の視点や考えが反映されている」
という相手への理解を深めるための表現となっています。
「著書」には感謝の意を込める
「著書」を使う場合、
「ご著書を拝読させていただきました」
など、
感謝の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「著書」という表現は、
メールや手紙、挨拶と様々な場面で
使われています。
著者が新刊を出版した際の
お祝いの言葉や、
その著書に対する感想やお礼を伝える際に
「著書」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「著書」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はご著書を拝読させていただき、大変感銘を受けました。」
・「先日はご著書についてお話しでき、誠にありがとうございました。」
・「ご著書を通じて多くの学びを得ることができ、心より感謝申し上げます。」
手紙
「著書」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「著書」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、ご著書を拝読させていただき、ありがとうございます。」
・「このたびはご著書をお送りいただき、誠にありがとうございました。」
ご著書
「著書」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご著書」があります。
・「本日は、ご著書を拝読させていただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は、ご著書についてお話しでき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
著書に関するお礼のメールです。
件名:ご著書のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
このたびはご多忙にもかかわらず、
また、ご著書をお送りいただき、
誠にありがとうございます。
著書を拝読し、貴重な知見を得ることができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご著書のお礼を申し上げます。
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署名
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「著書」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「著書を拝読しました…」
と送られてきた場合、感謝の意を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重な著書を拝読させていただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「著書」のNG例
本日は著書をお読みいただき誠にありがとうございます。
著書にお引き立てにあずかりまして光栄です。
著書のおかげさまです。
今日は著書についてお伺いしますが…
先日は著書をお持ちいただき感謝です。
著書をお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「著書」は、
著者が書いた本を指す言葉ですが、
その使い方によっては不自然に感じられることがあります。
特に、著書を強調しすぎると、
相手に対して押し付けがましい印象を与えることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。
「著書」のお勧め文例20選
「著書」
お勧め文例を紹介します。
1、「著書をお読みいただき、誠にありがとうございます。ご感想をお聞かせいただければ幸いです。」
2、「この度の新刊著書に目を通していただき、心より感謝申し上げます。」
3、「私の最新の著書が皆様のお手元に届くことを願っております。」
4、「ご多忙の中、私の著書を手に取っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」
5、「遠方より著書をお求めいただき、誠にありがとうございます。」
6、「この度は私の著書をお読みいただき、貴重なご意見をいただければ幸いです。」
7、「本日は私の著書に関するイベントにご参加いただき、ありがとうございました。」
8、「先日は私の著書に関するお話をお聞きいただき、本当にありがとうございました。」
9、「この度は私の著書をお手に取っていただき、心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しい中、私の著書の出版記念にお越しいただき、誠にありがとうございました。」
11、「著書に関するご質問があれば、どうぞお気軽にお尋ねください。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は私の著書にお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は私の著書に関するお話をお聞きいただき、ありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日は私の著書に関するイベントにご参加いただき、誠にありがとうございました。」
15、「著書をお読みいただきお手数おかけしましたが、皆様の反応を伺えて嬉しく思っています。」
16、「先日は私の著書に関するお話をお聞きいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「著書をお読みいただき、感謝の念に堪えません。今後ともよろしくお願いいたします。」
18、「本日は私の著書に関するイベントにお越しいただき恐縮です。次回は別のテーマでお話しできればと思います。」
19、「本日は、私の著書の出版に際し、多くの方にお越しいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で無事に開催できました。」
20、「本日は著書のためにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。皆様のご支援に感謝いたします。」
「著書」の類語表現
「著書」の
類語表現をあげておきます。
著作
「著書」の類語表現には
「著作」があります。
「著作」とは、
著者が創作した作品全般を指す言葉で、
文学や学術など、さまざまな分野で用いられます。
例えば、
「彼の著作は多くの人に影響を与えています」
などと使います。
「新しい著作を発表する予定です」といった使い方も可能です。
書籍
「著書」の類語には
「書籍」も当てはまります。
「書籍」とは、
印刷された本全般を指す言葉で、
特に商業的に流通する本を指すことが多いです。
「この書籍は多くの読者に支持されています」
このような表現になります。
「著書」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「著書」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との信頼関係を築くために
自分の著書をお渡しすることが多かったです。
「この度は〇〇様に私の著書をお読みいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たなご契約を結ぶことができました。」
「これも〇〇様の著書へのご理解とご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様とのコミュニケーションや感謝の気持ちを込めたり、
「著書」を自然と使えると、
知識豊富で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「著書」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。