貸すのお勧め文例20選とNG例




この記事を書いた人

使える「ビジネス敬語.com」編集チーム

月間40万PVを越えるビジネスパーソン向けメディア。日々のビジネスシーンなど、あらゆるシーンで、是非ともご活用ください。



「貸す」
相手に対する信頼の表れと言えます。


友人に自分の本を貸す際に
「この本を貸すから、ぜひ読んでみてください。」

では、この「貸す」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「貸す」とは
「他人に物を一時的に提供すること」を意味し、

相手への
信頼と親切を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、友人が新しい趣味を始めたのですが
その時に私の道具を貸すことにしました。

その時の会話で
「この道具を貸すから、楽しんで使ってね。」
で話が進んでいきました。

今日はこの
「貸す」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「貸す」の意味

物やお金を他の人に
一時的に渡すことを指します。

「貸す」という行為には
「相手に使用を許可する」
との意味があります。

「貸す」というのは、
所有物を他者に提供し、
その対価として返却を期待する様子を示しています。

他者のためにわざわざ
自分のものを提供してくれた相手に対し、

感謝と信頼を文字通りの言葉で
表現した言葉が「貸す」です。

「貸す」の使い方

「貸す」という表現は、
物やお金を他者に一時的に提供することを指します。

先述しましたが、
「貸す」という行為は、
相手に対して信頼を示す行動でもあります。

「物を一時的に手渡し、相手が必要な時に使えるようにする」
という相手への配慮の気持ちを
表す表現となっています。

「貸す」には条件を加える

「貸す」を使う場合、
「必要な時にお使いください」といった
条件や注意事項と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「貸す」という表現は、

契約書やメール、会話と様々な場面で
使われています。
特に、業務上の道具や資料を
他社に貸し出す際の
挨拶や確認の言葉として用いられます。

ビジネスシーンにおける
「貸す」を使った
例文を紹介しておきます。

・「この資料は、必要な時にお貸ししますので、どうぞご利用ください。」
・「先日は、機器をお貸しいただき、誠にありがとうございました。」
・「この度は、プロジェクトのためにお貸しすることになりました。」

手紙

「貸す」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「貸す」を
使った例文を紹介しておきます。

・「この度は、資料をお貸しいただき、ありがとうございます。」
・「先日は、機器をお貸しいただき、誠に感謝申し上げます。」

ご利用

「貸す」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご利用」があります。

・「この度は、機器をお貸しいただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、資料をお貸しいただき、心より感謝申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
貸し出しのお礼のメールです。

件名:貸し出しのお礼

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

この度はご多忙にもかかわらず、
また、機器をお貸しいただき、
誠にありがとうございます。

おかげさまで、プロジェクトをスムーズに進めることができました。
心より感謝申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「貸す」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「貸す…」
と送られてきた場合、相手の配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「貸す」のNG例

本日は貸すことに関してお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
貸すことに関してお引き立てにあずかりまして光栄です。
貸すことに関しておかげさまです。
貸すことに関してつかぬことをお伺いしますが…
今日は貸すことに関してお伺いいたしました。
先日は貸すことに関して貴社を訪問させていただき感謝です。
貸すことに関してお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「貸す」は、
相手に物やお金を提供する行為を指しますが、
その表現が不適切な場合もあります。

特に「貸す」という言葉が、
相手に対して一方的な印象を与えることがあるため、
相手の立場や気持ちを考慮した言い回しが求められます。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。

「貸す」のお勧め文例20選

「貸す」
お勧め文例を紹介します。

1、「貸すことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

2、「貸すことに関してご理解いただきありがとうございます。さっそく手続きを始めさせていただきます。」

3、「貸すことになりますが、ご都合のよろしい時にお知らせくださいませ。」

4、「貸すことに関してお手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」

5、「遠方より貸すことにご協力いただき誠にありがとうございます。」

6、「当日は手続きが必要となるため貸すことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日は貸すことに関してお時間をいただきありがとうございました。」

8、「先日は貸すことに関して本当にありがとうございました。」

9、「この度は貸すことにご協力いただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また貸すことにお時間をいただき、誠にありがとうございました。」

11、「貸すことに関してご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は貸すことにご協力いただきありがとうございます。」

13、「本日は貸すことに関してお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日は貸すことに関してご協力いただき、誠にありがとうございました。」

15、「貸すことに関してお手数おかけしました。しかし、良い結果が得られたと感じています。」

16、「先日は貸すことに関して、皆様にはご協力をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「貸すことに関して、感謝の念に堪えません。」

18、「本日は貸すことに関してお越しいただき恐縮です。次回は弊社よりお伺いいたします。」

19、「本日は、貸すことに関して、皆様にご協力いただきまして誠にありがとうございました。お陰様でスムーズに進めることができました。」

20、「本日は貸すことに関して、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「貸す」の類語表現

「貸す」の
類語表現をあげておきます。

提供する

「貸す」の類語表現には
「提供する」があります。

「提供する」とは、
必要なものを相手に渡すことを意味し、

主にビジネスシーンやサービス業で用いられます。
相手のニーズに応じて使われることが多いです。

例えば、
「この資料を提供させていただきます」
などと使います。

「何か必要なものがあれば、提供いたします」といった使い方も可能です。

貸与する

「貸す」の類語には
「貸与する」も当てはまります。

「貸与する」とは、
特定の目的のために物を一時的に渡すことを指し、

主に公式な場面で使われる言葉です。

「この機器は必要に応じて貸与いたします」といった表現になります。

「貸す」のフレーズを営業マンが正しく使うために

信頼を築く言葉を表す
「貸す」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様に
商品を貸し出す際のお礼状に

「貸す」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は〇〇様に商品を貸し出させていただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご満足いただけたとのこと、大変嬉しく思っております。」
「これも石川様の貸すというご厚意のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様との信頼関係を深めるために、
「貸す」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。

是非、「貸す」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

信頼を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



【スポンサードリンク】


~グループサイト~

■使えるビジネス敬語.com
https://topsales.link/

■意外と知らない英会話
https://eigo.portal.jp.net/

■生年月日占い 生まれたひ
https://portal.jp.net/

■知らない電話リサーチ
https://number.portal.jp.net/

■ネットトラブルポータル
https://net-trouble.portal.jp.net/

■生命保険ナイショの話
https://www.irish-law.org/

 


覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
油を売る
ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
承知いたしました
善処します
ちなみに
当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
申し上げます
お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します