希望小売価格のお勧め文例20選とNG例
目次
「希望小売価格」
商品の価値を示す重要な指標と言えます。
消費者が商品を購入する際に、
「希望小売価格はどのくらいですか?」と尋ねることがよくあります。
では、この「希望小売価格」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「希望小売価格」とは
「メーカーが設定した販売価格」を意味し、
小売業者に対する
価格の目安を示す言葉です。
ビジネスマンというより
消費者として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、ある商品を購入する際に
店員さんに「この商品の希望小売価格は?」と
尋ねたところ、すぐに教えてくれました。
今日はこの
「希望小売価格」の意味と使い方、
例文や関連情報を記事にしました。
「希望小売価格」の意味
商品やサービスに対して
メーカーが設定した販売価格のことを指します。
「希望小売価格」の「希望」には
「理想的な価格設定」
との意味があります。
「小売価格」とは、
消費者が実際に支払うことを想定した価格を示しています。
この価格は、メーカーが小売業者に対して
推奨するものであり、
市場での価格競争や販売戦略を考慮した上で
設定された基準が「希望小売価格」です。
「希望小売価格」の使い方
「希望小売価格」という表現は、
商品やサービスの価格設定に関する重要な用語として使われます。
先述しましたが、
「希望小売価格」とは、
メーカーや販売者が推奨する販売価格のことを指します。
「消費者に対してこの価格で販売してほしい」という意図が込められた表現となっています。
「希望小売価格」には価格の目安を示す
「希望小売価格」を使う場合、
「この商品は希望小売価格が○○円です」といった形で、
価格の目安を示すことが一般的です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「希望小売価格」という表現は、
商品カタログや広告、契約書など様々な場面で
使われています。
新商品を発表する際の
プレスリリースや、
販売戦略を説明する際の資料などで「希望小売価格」というフレーズが用いられます。
ビジネスシーンにおける
「希望小売価格」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この商品の希望小売価格は5,000円です。」
・「新製品の希望小売価格についてご案内いたします。」
・「希望小売価格を基に、販売戦略を検討しています。」
広告
「希望小売価格」というフレーズは
広告やプロモーションなどで
使われることが多い表現ですが、
商品説明やカタログといった
資料としても使用されます。
広告における「希望小売価格」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この商品は希望小売価格が10,000円ですが、特別価格でご提供します。」
・「希望小売価格は8,500円ですが、今なら20%オフで販売中です。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
新商品の案内メールです。
件名:新商品のご案内
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたび新商品「○○」を発売いたしました。
希望小売価格は3,500円となっております。
ぜひご検討いただき、
ご不明点がございましたらお気軽にお知らせください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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署名
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「希望小売価格」に関する
返事は確認を述べる
メールなどで「希望小売価格…」
と送られてきた場合、内容を確認した旨を
返事として述べましょう。
例えば、
「新商品の希望小売価格について、承知いたしました。」
などがあります。
「希望小売価格」のNG例
本日は希望小売価格に関するご意見をいただき誠にありがとうございます。
希望小売価格に基づきお引き立てにあずかりまして光栄です。
希望小売価格のおかげさまです。
希望小売価格についてつかぬことをお伺いしますが…
今日は希望小売価格に関してお伺いいたしました。
先日は希望小売価格について貴社を訪問させていただき感謝です。
希望小売価格に関してお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「希望小売価格」は、
商品の販売価格の目安を示す言葉ですが、
その価格が必ずしも実際の販売価格と一致するわけではありません。
そのため、希望小売価格を強調しすぎると、
誤解を招く可能性があります。
相手に混乱を与えないよう、
言葉の使い方には注意が必要です。
「希望小売価格」のお勧め文例20選
「希望小売価格」
お勧め文例を紹介します。
1、「希望小売価格に関するご質問がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。」
2、「本日は希望小売価格についてのご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。」
3、「弊社の商品は希望小売価格を基に設定されておりますので、ご確認ください。」
4、「お客様には希望小売価格を参考にしていただき、ぜひご検討ください。」
5、「この度の新商品は希望小売価格を設定しておりますので、ぜひご覧ください。」
6、「ご購入の際は、希望小売価格を基にお支払いをお願い申し上げます。」
7、「本日は希望小売価格についてのご案内をさせていただき、誠にありがとうございます。」
8、「先日は希望小売価格に関するご意見をいただき、ありがとうございました。」
9、「この度は希望小売価格に関するご理解を賜り、心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しい中、希望小売価格についてお話しできたことを嬉しく思います。」
11、「希望小売価格についてのご質問があれば、いつでもお待ちしております。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、本日は希望小売価格についてお話しできて光栄です。」
13、「本日は希望小売価格に関するご説明をさせていただき、ありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日は希望小売価格についてお話しでき、誠にありがとうございました。」
15、「希望小売価格に基づいて、今後のご提案をさせていただければと思います。」
16、「先日は希望小売価格に関するご意見をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「希望小売価格についてのご理解を深めていただけたら幸いです。」
18、「本日は希望小売価格に関するご説明をさせていただき、恐縮です。次回は別のご提案をさせていただきます。」
19、「本日は、希望小売価格に関するご参加をいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で有意義な時間を過ごすことができました。」
20、「本日は希望小売価格についてお話しでき、私たちにとっても貴重な機会となりました。誠にありがとうございます。」
「希望小売価格」の類語表現
「希望小売価格」の
類語表現をあげておきます。
定価
「希望小売価格」の類語表現には
「定価」があります。
「定価」とは、
商品が販売される際に設定された
基準となる価格を指し、
主に小売業界で用いられます。
消費者にとっては、
その商品を購入する際の目安となります。
例えば、
「この商品の定価は5000円です」
などと使います。
「割引価格」を示す場合は、「定価から○○%引き」と
いう使い方になります。
メーカー希望価格
「希望小売価格」の類語には
「メーカー希望価格」も当てはまります。
「メーカー希望価格」とは、
製造元が設定した小売価格であり、
「希望小売価格」と同様に、
販売店が参考にする価格です。
「この商品はメーカー希望価格が8000円ですが、
現在はセール中で6000円です」
このような表現になります。
「希望小売価格」のフレーズを営業マンが正しく使うために
商品の価値を伝える
「希望小売価格」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様に商品を提案する際に
「希望小売価格」を明確に示すことが
重要だと感じていました。
「この商品は〇〇円が希望小売価格です。」
「お客様には特別に〇〇円でご提供いたします。」
「これもお客様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
価格の説明や交渉の際に
「希望小売価格」を自然と使えると、
信頼性のある営業マンとしての印象を持たれるでしょう。
是非、「希望小売価格」を使って
お客様に商品の価値を
しっかりと伝えていきましょう。
明確な価格提示をすることで
あなたの営業成績が大きく向上します。