いまだ快復の途上のお勧め文例20選とNG例
目次
「いまだ快復の途上」
現在の状況を説明する言葉と言えます。
体調を崩している友人に対して
「いまだ快復の途上ですが、無理せずに過ごしてください。」
では、この「いまだ快復の途上」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「いまだ快復の途上」とは
「まだ回復していない状態」を意味し、
相手の健康状態に対する
理解と配慮を表す言葉です。
ビジネスマンというより
人間関係を大切にするために是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、体調を崩した友人を訪ねたのですが
その際に「いまだ快復の途上で…」
と声をかけることで、気遣いを示しました。
今日はこの
「いまだ快復の途上」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「いまだ快復の途上」の意味
病気や怪我からの回復が
完全には達成されていない状態を指します。
「いまだ快復の途上」の「快復」には
「健康や状態が良くなる」
との意味があります。
「快復の途上」というのは、
回復過程にあり、まだ完全ではない様子を示しています。
回復が進んでいるものの、
まだ道半ばであることを理解してもらうために、
その状況を丁寧に伝える言葉が「いまだ快復の途上」です。
「いまだ快復の途上」の使い方
「いまだ快復の途上」という表現は、
主に状況や状態が完全には回復していないことを示す際に使われます。
先述しましたが、
「快復の途上」という表現は、
回復の過程にあることを意味します。
「まだ完全には元気を取り戻していない状態である」
という相手への理解を示す表現となっています。
「いまだ快復の途上」には配慮を加える
「いまだ快復の途上」を使う場合、
「ご無理をなさらずにお過ごしください」
など、
相手への配慮の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「いまだ快復の途上」という表現は、
メールや手紙、挨拶と様々な場面で
使われています。
体調不良の方に対しての
お見舞いや、
その後の経過を気遣う言葉として「いまだ快復の途上」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「いまだ快復の途上」を使った
例文を紹介しておきます。
・「お体の具合はいかがでしょうか。いまだ快復の途上とのこと、心よりお見舞い申し上げます。」
・「先日はお忙しい中、いまだ快復の途上であるにもかかわらずお越しいただき、誠にありがとうございました。」
・「いまだ快復の途上とのこと、無理をなさらずご自愛ください。」
手紙
「いまだ快復の途上」とのフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「いまだ快復の途上」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お体の調子はいかがでしょうか。いまだ快復の途上とのこと、心よりお見舞い申し上げます。」
・「このたびは、いまだ快復の途上である中、弊社までお越しいただき誠にありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
体調を気遣うメールです。
件名:お見舞い申し上げます
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
お体の具合はいかがでしょうか。
いまだ快復の途上とのこと、
心よりお見舞い申し上げます。
無理をなさらず、
ご自身のペースで回復に努めてください。
またお会いできる日を楽しみにしております。
まずはお体を大切にされてください。
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署名
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「いまだ快復の途上」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「いまだ快復の途上…」
と送られてきた場合、
気遣いに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご心配いただき、誠にありがとうございます。少しずつ回復しております。」
などがあります。
「いまだ快復の途上」のNG例
本日はいまだ快復の途上にもかかわらずお越しいただき誠にありがとうございます。
いまだ快復の途上でお引き立てにあずかりまして光栄です。
いまだ快復の途上でおかげさまです。
いまだ快復の途上でつかぬことをお伺いしますが…
今日はいまだ快復の途上でお伺いいたしました。
先日はいまだ快復の途上で貴社を訪問させていただき感謝です。
いまだ快復の途上でお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「いまだ快復の途上」は、
相手がまだ完全に回復していない状況を指し、
その状態を気遣う言葉です。
しかし、「快復の途上」が「回復していない」という意味を強調しすぎるため、
相手に不安や心配を与える可能性があります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「いまだ快復の途上」のお勧め文例20選
「いまだ快復の途上」
お勧め文例を紹介します。
1、「いまだ快復の途上ですが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」
2、「いまだ快復の途上のため、少々お時間をいただくことになりますが、よろしくお願いいたします。」
3、「いまだ快復の途上ではありますが、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。」
4、「いまだ快復の途上の状況ですが、何かお手伝いできることがあればお知らせください。」
5、「ご心配をおかけしておりますが、いまだ快復の途上ですので、温かいご支援をお願い申し上げます。」
6、「現在、いまだ快復の途上でございますが、少しずつ改善しております。」
7、「いまだ快復の途上の中、皆様のご理解に感謝申し上げます。」
8、「この度は<強>いまだ快復の途上の中、温かいお言葉をいただきありがとうございました。」
9、「いまだ快復の途上ではありますが、前向きに取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。」
10、「本日は<強>いまだ快復の途上の中、お越しいただき誠にありがとうございました。」
11、「いまだ快復の途上のため、何かとご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはご心配をおかけしておりますが、いまだ快復の途上であることをご理解いただければ幸いです。」
13、「いまだ快復の途上ですが、少しずつ良くなってきておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。」
14、「先日は<強>いまだ快復の途上の中、温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。」
15、「いまだ快復の途上ではありますが、皆様のご協力に感謝しつつ、前進してまいります。」
16、「いまだ快復の途上の状況ですが、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」
17、「本日は<強>いまだ快復の途上の中、貴重なお時間をいただき感謝申し上げます。」
18、「いまだ快復の途上ではございますが、次回はより良い状況でお会いできることを願っております。」
19、「いまだ快復の途上の中、皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。」
20、「本日はいまだ快復の途上の中、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「いまだ快復の途上」の類語表現
「いまだ快復の途上」の
類語表現をあげておきます。
回復過程
「いまだ快復の途上」の類語表現には
「回復過程」があります。
「回復過程」とは、
何かが完全に回復するまでの
段階を指す言葉で、
主に健康や状況の改善に関して用いられます。
進行中であることを強調する際に使われます。
例えば、
「彼は現在、回復過程にあり、少しずつ良くなっています」
などと使います。
改善途上
「いまだ快復の途上」の類語には
「改善途上」も当てはまります。
「改善途上」と同じく、
何かがより良くなる過程を表す言葉です。
「私たちは今、改善途上にあり、さらなる努力が必要です」
このような表現になります。
「いまだ快復の途上」のフレーズを営業マンが正しく使うために
お客様への配慮を示す
「いまだ快復の途上」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、体調を崩されたお客様に
お見舞いのメッセージを送る際に
「いまだ快復の途上」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は体調を崩されていると伺い、心よりお見舞い申し上げます。」
「おけげさまを持ちましてご契約をお預かりする運びとなりましたが、」
「これもお客様がいまだ快復の途上であることを考慮し、無理のない範囲で進めさせていただきます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様の状況に寄り添った言葉を選ぶことで、
より信頼関係を築くことができるでしょう。
是非、「いまだ快復の途上」を使って
お客様への配慮を示し、
心温まるコミュニケーションを心がけていきましょう。
思いやりのある言葉をかけることで
あなたの印象が大きくアップします。