お見受けするのお勧め文例２０選とNG例
目次
「お見受けする」
相手に対する敬意を示す言葉と言えます。
ビジネスシーンで初めて会う方に対して
「お見受けする限り、貴社の取り組みは素晴らしいですね。」
では、この「お見受けする」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お見受けする」とは
「見かける、観察する」という意味で、
相手に対する
敬意と関心を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
そこでの発言の中で
「お見受けする限り…」
という言葉が使われていました。
今日はこの
「お見受けする」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お見受けする」の意味
他者の行動や様子を
観察する中で
その人の特性や状況を理解することを指します。
「お見受けする」の「見受ける」には
「見ることによって判断する」
との意味があります。
「見受ける」というのは、
相手の姿や振る舞いを通じて、
その人の状態や気持ちを感じ取ることを示しています。
相手の様子を注意深く観察し、
その理解をもとに接することは、
相手への配慮と敬意を表現した言葉が「お見受けする」です。
「お見受けする」の使い方
「お見受けする」という表現は、
相手の存在や状況を丁寧に認識する際に使われます。
先述しましたが、
「見受ける」という表現は、
相手を見たり、状況を観察したりすることを意味します。
「相手の姿や様子を確認し、
そのことに対して敬意を表す」
という意図が込められた表現となっています。
「お見受けする」には敬意を加える
「お見受けする」を使う場合、
「お見受けいたしました」
など、
敬意を表す言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お見受けする」という表現は、
メールや手紙、挨拶と様々な場面で
使われています。
相手の出席や状況を確認した際の
挨拶であったり、
後日そのことへの感謝や手紙、
メールという形で「お見受けする」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「お見受けする」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はお見受けすることができ、大変嬉しく思っております。」
・「先日はお見受けする機会をいただき、誠にありがとうございました。」
・「先日はお見受けすることができ、心より感謝申し上げます。」
手紙
「お見受けする」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「お見受けする」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、お見受けすることができ、ありがとうございます。」
・「このたびはお見受けする機会をいただき、誠にありがとうございました。」
ご来社
「お見受けする」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来社」があります。
・「本日は、お見受けすることができ、誠にありがとうございました。」
・「先日は、お見受けすることができ、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。
件名：ご来社のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず
また、お見受けすることができ、
誠にありがとうございます。
打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご来社のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「お見受けする」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「お見受けする…」
と送られてきた場合、相手の配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「お見受けする」のNG例
本日はお見受けする機会をいただき誠にありがとうございます。
お見受けすることができて光栄です。
お見受けすることができたおかげさまです。
お見受けすることについてお伺いしますが…
今日はお見受けするためにお伺いいたしました。
先日はお見受けすることができ貴社を訪問させていただき感謝です。
お見受けすることができてお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お見受けする」は、
相手を尊重し、敬意を表すための言葉ですが、
あまりにも形式的すぎると、
相手に距離感を感じさせることがあります。
また、頻繁に使うことで
言葉の重みが薄れてしまうこともあるため、
適切な場面での使用を心掛けることが重要です。
「お見受けする」のお勧め文例２０選
「お見受けする」
お勧め文例を紹介します。
１、「お見受けする限り、皆様のご協力に感謝申し上げます。」
２、「お見受けするところ、貴社のご提案は非常に魅力的です。」
３、「本日はお見受けする限り、スムーズに進行できているようです。」
４、「先日の会議でお見受けするに、皆様の意見が非常に参考になりました。」
５、「お忙しい中、お見受けするに、皆様のご参加に感謝いたします。」
６、「今回のプロジェクトに関して、お見受けするに、良い方向に進んでいるようです。」
７、「本日はお見受けするに、皆様のご意見を伺うことができ、嬉しく思います。」
８、「先日はお見受けするに、貴重なお時間をいただきありがとうございました。」
９、「この度はお見受けするに、貴社のご支援に心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、お見受けするに、貴重なお話を伺えました。」
１１、「お見受けするに、皆様のご協力があってこその成果です。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、お見受けするに、無事に進行できました。」
１３、「本日はお見受けするに、皆様のご尽力に感謝いたします。お気を付けてお帰りください。」
１４、「先日はお見受けするに、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「お見受けするに、こちらの状況をご理解いただけたことを嬉しく思います。」
１６、「先日はお見受けするに、皆様には多大なご協力をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「お見受けするに、貴社のご支援があってこその成果です。」
１８、「本日はお見受けするに、皆様のご参加に感謝いたします。次回もぜひお越しください。」
１９、「本日は、お見受けするに、皆様のご協力により、無事にイベントを終えることができました。」
２０、「本日はお見受けするに、私たちのためにお越しいただき、誠にありがとうございます。」
「お見受けする」の類語表現
「お見受けする」の
類語表現をあげておきます。
拝見する
「お見受けする」の類語表現には
「拝見する」があります。
「拝見する」とは、
相手のものや行動を敬意を持って見ることを意味し、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手に対する敬意を表す言葉です。
例えば、
「お送りいただいた資料を拝見しました」
などと使います。
「お会いしたい」という気持ちを表す場合は、「お会いできることを拝見したいのですが」
という使い方になります。
お目にかかる
「お見受けする」の類語には
「お目にかかる」も当てはまります。
「お目にかかる」とは、
相手に会うことを丁寧に表現した言葉で、
「本日はお目にかかることができ、光栄です」
このような表現になります。
「お見受けする」のフレーズを営業マンが正しく使うために
丁寧な敬意を表す
「お見受けする」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との初対面の際に
その方の印象を伝えるために
「お見受けする」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はお会いできて光栄です。〇〇様のお話をお見受けし、非常に興味深く感じました。」
「おけげさまを持ちまして、貴重なお時間をいただき感謝申し上げます。」
「これも〇〇様のお見受けするお人柄のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
商談やネットワーキングの場で、
お客様へ敬意を込めたり、
「お見受けする」を自然と使えると、
信頼感や礼儀正しさを持たれるでしょう。
是非、「お見受けする」を使って
出会った人に
敬意の気持ちを伝えていきましょう。
敬意を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
【スポンサードリンク】
～グループサイト～
■使えるビジネス敬語.com
https://topsales.link/
■意外と知らない英会話
https://eigo.portal.jp.net/
■生年月日占い 生まれたひ
https://portal.jp.net/
■知らない電話リサーチ
https://number.portal.jp.net/
■ネットトラブルポータル
https://net-trouble.portal.jp.net/
■生命保険ナイショの話
https://www.irish-law.org/
